New 4.0 Version of "Emotional Response"

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

Ver4.0は現在「Wake up,Time to Die」の再編集に入ってますが、
今回は"Emotional Response"のVer4.0を紹介します。

まずはホールデン。
部屋に入ってきたレオンを睨みつけます。
対するレオンは、どうにも落ち着かない様子。
着席してからもそわそわしています。
机の上にはコーヒーポットが一つ・・・
・・・と、まあ、こんな感じですか。

ウミガメについての質問を受けたレオンの緊迫したシーンには、
Ver2.0から「レオンの瞳に映るホールデン」を入れていましたが、
今回は色調整をしっかりやって、前後のシーンとなじませました。

最後、レオンに打たれたホールデンがデスクの上にぶっ倒れるラストシーン、
ワークプリントでのラストシーンに続き、
予告編のみで使われた1カットを追加しました。
天井扇の位置から広角カメラが、ホールデンを見下ろしています。



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New 4.0 Version of "Pursuing_Zhora"

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

"Pursuing_Zhora"を一部やり直しました。
もともと多くの未公開カットのあるシーンですが、
その中でも代表的なものが、
ゾーラを探すデッカードが、車のルーフに跳び乗るというもの。
デッカードは、数台の車の上をぴょんぴょん跳び移りながら
ゾーラを探します。

R.スコット監督はテンポが悪くなるという理由で、
このシーンをカットしたらしいのですが、
あえて挿入してみると、これはこれでいい。
ゾーラを見失ったデッカードの焦りが伝わってきます。

さてさて、このルーフの上を歩くデッカードの未公開シーンですが、
DVDボックスの中には2バージョンが入っています。

一つ目はWDC Ver3.0で使用したもの。
デッカードがテンポよく車のルーフ上を移動していきます。

これに対し、もう一つのテイクは
車から車へ跳び移ったデッカードが足を滑らせ、
うっかりコケかけてしまうというものです。

立ち上がったデッカードが、すかさず周りを見回し、
ゾーラを探すといったシーンもあります。
この一連の流れが、デッカードの焦りをうまく表現していたので、
Ver3.0でも、こちらのテイクを使うはずでした。

ところが・・・!
この未公開カット、映像の上に"Harrison Ford"の文字が!

実はこのカットは"Dangerous Days"のオープニングタイトルに
使われているカットなのでした。
そんなわけで、ルーフからルーフに跳び移るデッカードに、
"Harrison Ford"の名前がかぶるんです。

同シーンは、"Dangerous Days"のオープニング以外にも、
劇場版のテレビ予告編の中にも登場するんですが、
こっちはこっちで画質が悪すぎて使えない。

というわけで、Ver3.0ではこのバージョンを使っていないわけです。

さてさて、Ver4.0ではこのシーンを使います。

ベースは画質の良い"Dangerous Days"のオープニング映像を使用し、
"Harrison Ford"の文字が重なる部分を、画質の悪い予告編映像で覆い隠してみました。

左が"Dangerous Days"オープニングに使われたベース画像。
右が予告編画像を"Harrison Ford"の文字部分にマッピングしたもの。
(Final Cut Pro編集画面)

zhora_cap.jpg

よく見てみれば、マッピングされた予告編部分の画質の悪さが見て取れますが、
動きのあるシーンなので、なんとか誤魔化せたかな・・・と。(笑)

デッカードの焦りが、より表現されていれば幸いです。

完成映像です。



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タグ:Zhora

New 4.0 Version of "Rachael VK-Test"

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

「凍り付いたチュー」の編集もひつまず完了し、
久々に別のシーンの編集に入ります。

Ver4.0を作るにおいて、
以前から、どうしも手直ししたかったシーンが2つありました。
今回は、そのうちの1つ。

「レイチェルのVKテスト」シーン。

朝もやに浮かぶタイレルピラミッドで、
レイチェルとデッカードが出会う神秘的なシーンです。

特に、
出会った二人がVKテストを通してコミュニケーションするくだりは、
男と女の駆け引きのようなものが垣間見え圧巻。

前回のVer3.0では、このVKテストシーンにモンタージュを加える事で、
二人の微妙な表情の変化を表現してみました。

特に、レイチェルがレプリカントだと気付いた時のデッカード。
テストが終わった後、放心したように一点を見つめるレイチェルなど、
魅力的な未公開カットを、Ver3.0では追加することができました。

ただ、どうしても入れられなかったカットが1点存在します。

それは、朝もやをバックに立つレイチェルの画像。
残念ながら、これは動画ではなくスチル写真でした。
Ver3.0で挿入してみたものの
あまりにも静止画然としていたために、やむなくボツとなっていました。

今回、レイチェルだけを別シーンの動画と入替える事で、
動画として加えてみようと思います。

左がオリジナルの静止画、右がマッピング用の動画

rachael_01.jpg

動画からレイチェルだけをマスキング(APPLE-Shake)

rachael_02.jpg

切り出したレイチェルの動画をオリジナルの静止画にマッピング。

rachael_05.jpg

左がオリジナルの静止画、右がマッピング後に色補正したもの。

rachael_04.jpg

完成作品はこちらから



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"Frozen Chew" Final

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

"Frozen Chew" 完成しました。

frozenchew.jpg

とはいえ、チューが粉々に砕け散るシーンはありません。
凍り付いたチューをガフが発見するシーンで、
このエピソードは終了します。

理由は2つ。
@ガフがチューを発見するまでのくだりが、思った以上に盛り上がった。
 思いきって、ここで終わるのもありかな・・・と。
A砕け散るシーンに流用する画像が見つけられなかった。
 サロメのダンスでは、サロマハエックのダンス画像を流用できましたが、
 今回は、使えそうな映像に巡り会えませんでした。

まあ、Aが大きな理由ですかねええ。
とはいえ、渾身の作品です。

ちなみに完成してから迷った事が一つ。

それは「どこにこのシーンを挿入するか?」
ということ。(ははは、考えてなかった)(笑)

ちなみに、チューが冷凍室に閉じ込められてから、
映画は以下の様に進行します。

@デッカードがアパートメントへ帰る。
Aデッカードがレイチェルと再開する。
Bプリスがセバスチャンと出会う。
Cデッカードがエスパーで写真分析する。
Dデッカードがヌードルバーで鱗について情報を得る。
Eデッカードがアニモイドロウでスネークピットについての情報を得る。
Fデッカードがスネークピットでゾーラを発見する。

さてさて、
上記のフローの中で「氷漬けになったチュー」を挿入するとなると、
時間経過から考えて、A-Bの間が最適だと思われます。

けれど、現行バージョンのA-Bの流れは、
個人的に大好きなんですよねえ。

バルコニーに一人立つデッカードから、通りを一人歩くプリスへの切り替えは、
B.R.の中でも特に好きなシーンなんです。

C-Dも候補だったんですが、
これも「鱗」をキーワードにしたデッカードの一連の捜査の流れを分断してしまいます。

というわけで、タイミング的にはすこし早すぎる感じもしますが、
@-Aの間に挿入する事にします。

ようやく完成した“Frozen Chew"は、
↓こちらから。

Opening Scene of "Frozen Chew" Part5

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
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「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

"Frozen Chew"続報です。
本シーン前半部分にあたる
凍り付いたチューをガフが発見する下りが完成しました。

絵コンテの1コマ〜5コマになります。

econte.jpeg

4コマ目と5コマ目の間に、
凍ったチューのパーツのアップ映像を2カット追加しました。

いきなり凍ったチューの全体像が登場するのではなくて、
徐々に姿を現すという趣向です。
「不吉な何かが起っている」という雰囲気が出たのではないかと思います。

パーツのアップ用に使ったのは、
もともとチューの顔に貼付ける為に用意した静止画。

これを縦に6等分し、
それぞれがパースペクティブに動く様にモーションをかけました。
立体的に動いている様に見えるはず・・・なんですが。(笑)

frozen-pict.jpg

チューの全体像も、
静止画で作成したものを同様の手法で動かしています。

ちなみに、凍ったチューの全体像が姿を現す直前に、
ガフのクローズアップを入れたバージョンも作ってみたのですが、
なんとも、スピルバーグっぽくなったためボツとなりました。(笑)

完成作品、こちらです。



制作過程を、ほぼリアルタイムに綴ったTwitterは、
こちらから

twitter01.jpg


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タグ:chew ver4.0

Opening Scene of "Frozen Chew" Part4

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
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「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

"Frozen Chew"続報です。
凍り付いたチューを発見するガフのシーン、
3カット追加しました。

前回の編集で作ったチューの静止画をマッピング。
ガフはブライアントのオフィスとキオスクシーンの未公開カットを使用しました。

完成作品はこちらから。



制作過程を、ほぼリアルタイムに綴ったTwitterは、
こちらから

twitter01.jpg


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タグ:Frozen Chew

Opening Scene of "Frozen Chew" Part3

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
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「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

"Frozen Chew"再開しました。
今回は、いよいよ「凍り付いたチュー」を作ってみます。

本来なら「動画で」といきたい所ですが、
そんなスキルはない訳で・・・
と、静止画で作成する事にしました。(笑)

まずは既存の眼球工房シーンから、
ベースとなるチューの映像を選びます。

また、これとは別に
「Frozen Face」のキーワードでGoogle画像検索し、
ヒットした画像の中から流用できそうなものを、
「凍った髭」「凍った頬」といったパーツに分解しました。

frozen_parts_01.jpg

これらのパーツをオリジナルの画像に張り付けて行きます。

masking_chew_03.jpg

色をなじませると、それなりに見えて来るから不思議です。(笑)

制作過程を、ほぼリアルタイムに綴ったTwitterは、
こちらから

twitter01.jpg


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タグ:chew

Twitterはじめました!

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「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

さてさて、本日より「Frozen Chew」の編集再開となります。
・・・が、
それに先立って、Twiitterに「WhiteDragonCut」のつぶやきをアップする様にしました。
(余裕かましてます)

twitter01.jpg

本ブログには、ある程度の編集が出来てから、
その結果をアップする形になっていますが、
Twitterには、編集過程を出来るだけリアルタイムにアップして行こうと思っています。

まあ、シーンが完成するまでの試行錯誤が垣間みれるというワケですが、
自分にとっては備忘録みたいなものです。

よろしければ、フォローしてください。

以下のURLか、

http://twitter.com/WhiteDragonCut
本ブログ右上のTwitterメニューからどうぞ。

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デンジャラスデイズのHD版、ついに公開!?

う〜ん、ずいぶんとご無沙汰しております。
え?編集の方はって?
はは、全く進んでません!(爆)

さてさて、今日は(もうご存知かもしれませんが)
スターチャンネル・ハイビジョンで、
「ブレードランナー」の3バージョンが、一挙公開されるお話です。

日時は、
10月19日(月)の21時より、
「ファイナルカット」
「US公開版」
「ディレクターズカット」が、
ハイビジョンで一挙公開されます。

そして、な、な、なんと!
翌日20日の3時30分からは、
「デンジャラス・デイズ」がオンエア!

この「デンジャラス・デイズ」、
BlueRayの5ボックスセットには、
BlueRayのHD画像ではなく、通常のDVDで収録されていたものです。

「ひょっとして、HD画質での放送?」と思い、
スターチャンネルのHPで確認してみました。


そしたら、
「HD 16:9」の表記が!

ちょっと舞い上がってます。
あの「デンジャラスデイズ」に
万華鏡の様に散りばめられた未公開シーンが、
全てHD画質で甦るとは!

こりゃあ、録画するしかないっすね!

追伸
ちなみに、スターチャンネルでの一挙放送予告編ですが、
バックに流れているのは、バンゲリスのサントラではなくて、
あの悪名高き(?)ニューアメリカンオーケストラの曲。

3バージョン一挙放映の心意気は嬉しいんだけど、
この選曲は、ちょっと複雑な気持ち・・・笑

Opening Scene of "Frozen Chew" Part2

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

今回は「冷凍されたチュー」の続報です。
前回でチューの眼球工房の前に待機するスピナーシーンまでを
作成しました。

今回は、工房に入って来るガフが
冷凍されたチューに近寄るシーンの作成です。

econte.jpg

絵コンテでいうと、AとBですね。

まずは、絵コンテAから。
最初に、既存シーンや未公開シーンから、
流用できそうなカットを探してきます。

ふっふっふ、いいものが見つかりました。
ロイとレオンが眼球工房を訪れるシーンの未公開カットです。

このシーンから、Apple Shakeを使って、
ロイとレオンを消してしまいます。

これに、ガフの映像とスモークを合成します。

ガフは、映画ラストの「男の仕事をしましたな」シーンから拝借。
スモークはCombustionのパ−ティクルから生成したものです。

なんか、思ったよりうまく行った(笑)。

同様の手順で、絵コンテAとBの間に、
ガフのアップのショットを2つ作成しました。

ちなみに、
眼球工房の室内シーンには全体を映したものがなかったため、
いくつかのシーンからのパーツを切り貼りして、
全体のシーンを作成しました。

カメラが左から右にパンするため、
細長い画像にしています。

次に絵コンテBの作成にはいります。
ガフがチューに近づくシーン。

これも、流用できる未公開シーンがありました。
Aと同様に、Shakeを使ってロイを消します。

次に、ブライアントのオフィスを歩くガフの未公開シーンから、
ガフだけをマスクで切り出します。

これらの素材を色調整して合成すれば、出来上り!(笑)

残念ながら、チューはまだ凍ってません。(笑)
次回、このシーンに凍ったチューをマッピングする予定です。
とはいえ、
凍ったチューを、どうやって作るのか、
まだ考えてないんですが・・・(爆)

最後に、前回ご紹介した、
眼球工房の外観を映した冒頭シーンを、
リニューアルしました。

別々のシーンからパーツをつぎはぎして作った、
眼球工房の映像ですが、
眼球工房の位置と向きが、映画の設定と違っていたため、
手直ししています。

これで、ほぼ映画の設定通りの配置になったと思います。



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