"China Town Scene"_Test 01

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

今回は「チャイナタウンの作成」第3段、
テスト版が完成しました!

前回ご紹介のように、
ビルディングやネオンなど、
素材の一つ一つが静止画ですが、
なんとか動きのあるシーンにしてみました。

カメラが右から左へパンしていきます。

まず、
写真の一枚一枚を「Final Cut Pro」上でパースペクティブに配置。
配置した写真を、カメラがパンしているように立体的に動かして行きます。

chinatown_fcp_01.jpg

一枚一枚の写真を、それぞれ別々のレイヤーに配置したので、
レイヤーの数は42枚。
2次元のキャンバス上で、3D的な動きを予測しながら
レイヤーごとに移動の設定をして行きます。

ただ単に写真を移動しただけでは、写真が動いている様にしか見えません。
そこで、カメラに正面を向けていない面だけを別写真で切り出し、
カメラとの角度に合わせて歪みをリニアに変化させています。

また、ネオンは色の違う2種類の写真を用意し、
それぞれを切り替えたり、
マスクを切って移動させたりして、
ネオンらしい表現をしてみました。

道路に駐車しているアルマジロバンと道路は、
シド・ミードの絵をそのまま使いましたが、
バンのボディーや路面にネオンが反射しているように、
色違いの写真を2枚用意し切り替えて使っています。


完成作品はこちら。



ネオンが多すぎて明るすぎるのと、
ワイド画面での作成のため道路が広すぎました。

このままでは、ブレードランナーの雰囲気とは少し違いますね。
まあ、今回のはテスト作品という事で・・・

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Making of China Town

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

前回の記事でご紹介した「チャイナタウン」ですが、
意外な反響で、直接メールで
「どうやって作ったの?」という問い合わせが結構来ています。

そんなわけで、お恥ずかしながら、
White Dragon流の擬似3D(?)のご紹介です。

まずは、Googleの画像検索で、
「中国 ネオン」
「中国 看板」
「古いビルディング」
といったキーワード検索をします。

ヒットした写真の中から使えそうなものを選んで、
Photoshopでマスクをきります。

Photoshopでシドミードのアートを開きます。

chinatownwall.jpg

このアートの上に新しいレイヤを作り、
Googleからの写真を一枚のせます。
この写真をPhotoshopの「遠近法」を使って変形させ、
シドミードのアートに併せていきます。

bildings_00.jpg

kanban00.jpg

後は、必要な写真の数だけ、
これを何回も繰り返していきます。

う〜ん、完成まで約2時間。

建物のレイヤ

buildings.jpg

ネオンのレイヤ

kanban.jpg

これらのレイヤを重ねて完成です。

chinatownwall_photed_mixed.jpg

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チャイナタウンの作成

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

先々週から、解像度設定のやり直しをボチボチとやってますが、
いやはやなんとも単調な作業で、長続きしません。(笑)

ちょっとはやってはタバコを吸い。
再びやっては、タバコを吸い。

喫煙量が増えました。(笑)

しかも今やり直しているところがレイチェルのVKテストシーン。

レイチェルが、これまた旨そうにタバコを吸うんだよなあ。(笑)

さてさて、解像度再設定の単調な作業の合間に、
Ver4.0の作成もすすんでいます。

今回更に追加されるシーンは全部で4つほどあるんですが、
その中で最大のものは「冷凍されたチュー」。

撮影されなかったこのシーンを新たに創造するに当たり、
肝心の凍ったチューをどうするかはさておき、
冒頭のチャイナタウンのシーンを作ってます。

映画本編では、ロイとレオンがチューの工房を訪れるシーンで、
チャイナタウンの一部がパンショットで映し出されます。

けれど、今回追加するチャイナタウンのシーンでは、
これとは別に、
シドミードが描いたチャイナタウンを再現したいと思っています。

chinatownwall.jpg

本来ならば3Dソフトを使ってかっこよく作るところなんですが、
残念ながら、私にはそんな力量はありません!(爆)

そこで、このシドミードの絵の上に、
実際のビルディングの壁やネオンサイン、電照看板などを
貼り付ける事で、3Dのようなシーンを作ってみようと思います。

まあ、いつもの「やっつけ」ですな。

Googleの画像検索で、
・中国 ネオン
・中国 看板
・古い ビル
といったキーワードで検索してみると・・・

ヒットするわ!ヒットする!(笑)

それでもって、中からよさそうな写真を選んだら、
Photoshopでマスクを切って、
ペタペタと、シドミードの絵の上に貼り付けていきます。

と、まだ作成中の段階ですが、
現在のところ、こんな感じになりました。

chinatownwall.jpg

chinatownwall_photed_mixed.jpg

案外いけるんじゃない、これ。

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画質問題発覚!

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

さてさて、今回は悲しいお知らせです。(あくまで私的にですが)

まずは事の経過から・・・

先々週の日曜日、私はせっせと日本語字幕を入れておりました。
ほぼ2/3の字幕が入れ終わり、とりあえずDVD用の素材をレンダリングしてみました。
す、す、すると・・!

字幕にジャギーが入っている!
簡単に書くと、

字幕の輪郭がガタガタ!(爆)


な、な、なんでや????
と思いつつよく見てみると、
ガタガタなのは字幕だけでなくて、
動画そのものもガタガタになってる!

要するに、

画像解像度が低い!

な、な、なんでや?????

と、レンダリング設定を調べてみても問題なし!
プロジェクトの解像度も720×404でワイドスクリーン用になってる。

いったいなぜ???

そして、その1時間後、
原因を突き止めた私がはなった最初の言葉・・・

俺はアホか!!

結論、
私は編集の初期段階から、低解像度で編集をしていたのでした!(爆)

事の次第は、こんな感じ・・・

@ブレードランナーのDVDから「Cinematize」を使って、
 Mpeg4データをQuickTimeデータに変換。
 この段階での解像度は「720×404」

AQuickTimeファイルを「Final Cut Pro」にインポート
 インポートされたファイルは「720×404」

B編集用のプロジェクトを「Final Cut Pro」で作成し、
 プロジェクトのタイムライン上に動画クリップを並べ編集。
 この段階で、解像度はなぜか「640×480」に・・・

Cシーンごとに完成したプロジェクトを、
 DVDデータとして出力するための別のプロジェクトに配置。
 この段階で解像度を強制的に「640×480」から「720×404」に変更

DDVD用のデータをレンダリングしエクスポート
 画像はガタガタに!!

上記フローを見てみれば、画像解像度が落ちた原因は一目瞭然っすね。

Bで一旦解像度が下がったプロジェクトを、Cで無理やり引き伸ばしてるのが原因というわけです。

私が使ってる「Final Cut Pro」では、新規プロジェクトのデフォルト設定が、「640×480」になっていました。
そこへ、「720×404」の素材を配置すると、
自動的に横幅の720が640に収まるように縮小されて配置されてしまいます。
この縮小されたファイルを、最終的に再び720に引き伸ばした段階で、
解像度が下がってしまうわけですねええ。

はっきりいってショックです!(爆)
タイムライン上の全ての素材を
「720×404」で再設定しなければいけません。

しかも!

Shakeを使ってマッピングされた新たなSFXシーンは、
もともと「640×480」でレンダリングされた素材をベースに
SFX処理したものなので・・・

SFXシーンは、全て作り直しとなります!!!

う〜ん、ほとほと自分のアホさ加減がいやになる!(笑)

というわけで、White Dragon Cutのリリースは、
またもや遅れることとなったのであった・・・(泣)

P.S.
Final Cut Proを使っている皆さん、
おそらくや、こんなミスは犯していないとは思いますが、
もしや、もしや、
同様のミスを犯しかけている方がいらっしゃったら、
是非、この記事を読んでもらって、
私の様なアホ編集をしないことを祈ります・・・

Ver.4.0 including "Frozen Chew"

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

只今、日本語字幕を追加しているところですが・・・
気の多い私には、早くもVer4.0の構想が・・・(爆)

それは・・・!
「冷凍されたチュー」!!!

ロイとレオンに冷凍室に置き去りにされたチュウ・・・

ガフが彼を発見するものの、時既に遅し・・・

カチカチに凍ってしまったチュウは、
ガフの目の前でバラバラに崩れてしまう・・・

というエピソードです。
たいしたテクニックも使わず、
いつもの「小細工」と「根性」だけで、やっつけてしまおうと企んでます。(笑)

ちなみに、本邦初公開!
絵コンテです。(爆)

frozen-chew.jpg

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DVDジャケット最終版

331カ所に及ぶ追加・変更されたカット。
そして、新たに創造された14のオリジナルカット!

誰もが観たいと思いながら観る事の出来なかった、
究極のブレードランナーを作るプロジェクト。

「ブレードランナー・ホワイトドラゴンカット」

日本語字幕の編集、なんとか1/3が完了しました。
さすがに、Google翻訳とにらめっこしながらの編集は辛い!(笑)

ちょっと息抜きに、DVDジャケットの裏表紙を作り直してみました。

Jacket4_NTSC.jpg

Ver3.0DVDは、このジャケットで行こうと思います。

プリスの亡がらにキスをするロイ

ブレードランナー・DVDコレクターズボックスに
万華鏡のようにちりばめられた未公開シーンを再編集して、
全く別のブレードランナーを作るプロジェクト。

完成直前でHDが昇天し、ただ今「一から出直し編集」奮闘中!

本日2本目のアップです。

先日、同志Shuさんと電話で話している時、
とても貴重な情報を頂きました。それは・・・

ロイがプリスの亡がらにキスをするのは、
本来は、もっと後のシーンのはずだった。

というもの。

どういう事かをご説明する前に、
まずは従来のバージョンでのこのシーンの流れをおさらいしておきます。

【セバスチャンのアパートにやって来るロイ】
animal_01.jpg
  ↓
【プリスの死体を見つけ、キスをするロイ】
animal_02.jpg
  ↓
【ロイを撃ち損じるデッカード】
animal_03.jpg
  ↓
【デッカードの指を折るロイ】
animal_04.jpg
  ↓
【逃げるデッカード】
animal_05.jpg
  ↓
【プリスの血を顔に塗るロイ】
animal_06.jpg

さてさて、この流れの中で、
ロイは、セバスチャンのアパートに入ってすぐ、
プリスの死体を見つけ、彼女の亡がらにキスをします。

ところが、Shuさん曰く、
アパートの前に入るレオンの顔と髪は整っているのに、
プリスにキスをするレオンの顔と髪は濡れている。

確かに、よく見てみるとキスシーンでのロイは、
指摘通り顔と髪が濡れています。また、手には擦り傷と埃が・・・!

結論、Shuさんから頂いた情報というのは、
本来このキスシーンは、
ロイがデッカードの指を折った後のシーンだった。

という事なんです。

確かに、ここを編集しているときに、
「プリスの死体って、アパートのエントランスにあったっけ?」
って、思ってたんです。

ということで、本来の流れにそって再構築してみました。


【セバスチャンのアパートにやって来るロイ】
animal_01.jpg
  ↓
【ロイを撃ち損じるデッカード】
animal_03.jpg
  ↓
【デッカードの指を折るロイ】
animal_04.jpg
  ↓
【逃げるデッカード】
animal_05.jpg
  ↓
【プリスの死体を見つけ、キスをするロイ】
animal_02.jpg
  ↓
【プリスの血を顔に塗るロイ】
animal_06.jpg

こうすることで、
shuさんからアドバイスいただいた、ロイの矛盾はなくなります。
しかも、キスシーンに続く「プリスの血を顔に塗るロイ」と、
上手く繋がっても行きます。

ただし、ロイとプリスのエピソードがひとまとまりになった事で、
従来のものより長いシーンとなってしまいました。

本来は長かったこのシーンを2つに分断し、
別々に配置する事でテンポのよい流れとするために、
従来版では、あえて2つに分けていたのかもしれません。



さてさて、WDCの追加編集はこれにて完了。
次回からは、まじめに日本語字幕を入れて行きます。

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小細工をもう一つ

ブレードランナー・DVDコレクターズボックスに
万華鏡のようにちりばめられた未公開シーンを再編集して、
全く別のブレードランナーを作るプロジェクト。

完成直前でHDが昇天し、ただ今「一から出直し編集」奮闘中!

日本語字幕の編集作業はそっちのけで、小細工をもう一つ!(笑)

デッカードがプリスに電話するシーンなんですが、
スピナーのナビゲーション画面に何も映ってなくて味気ない!

という訳で、ナビ画面を入れてみました。(笑)

navi_shake.jpg

navi.jpg

実際のシーンでは、カメラがパンしてるので、
移動するモニター画面にナビの映像を同期させる必要があります。
けれど同期を取る仕事は、Shakeが一発でこなしてくれます。
実際に、一コマ一コマ手動でやってたらとても無理です。
Shakeさまさま!(笑)

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パノラマモニターに映し出されたもの

ブレードランナー・DVDコレクターズボックスに
万華鏡のようにちりばめられた未公開シーンを再編集して、
全く別のブレードランナーを作るプロジェクト。

完成直前でHDが昇天し、ただ今「一から出直し編集」奮闘中!

日本語字幕の編集が進行中ですが、
いざ、字幕を入れ始めると、

「ここを、こうすればよかった」

なんていう気付きが次から次へと出て来て、
字幕を作っているのか、手直しをしているのか
分からない状況となってきました。(笑う)

まあ、そこそこにしておかないと、
いつまで経っても完成しなくなってしまいます。

と、書きつつも、
今回は、新たに編集し直したシーンの紹介です。

それは・・・
セバスチャンの部屋でプリスが覗き込むパノラマスコープの中身・・・

Final Cutを含む従来のバージョンでは、
スコープを覗くプリスが映るのみで、
中に何が見えているのか、まったく表現されていません。

unicorn_in_moniter_price.jpg

データ消失してしまった、WDCのバージョン1では、
このスコープの映像として、
朝もやにゆれるロサンゼルスの未公開カットを挿入していました。

unicorn_in_moniter_city.jpg

ところがバージョン2になって、
この朝もやに揺れるロスの映像を、
「3人の朝食」の冒頭に使用してしまったため、
スコープの映像として使用することができず、
このシーンは、Final Cut通りの構成となっていました。

今回、
あらためて、このスコープの中身を作ってみることにしました。

セバスチャンの、スコープの中に映っているもの・・・
それは・・・

「ユニコーンのミニチュアセット」

という設定で行きます。

元にした映像は、未公開シーンの中にあった
ユニコーンのショット。

unicorn_in_moniter.jpg

この映像を静止画で切り出して、
ガウスブラーを一部にかけることで
被写体深度が浅い効果を出すことで、
ミニチュアセットの様に加工してみました。

unicorn_in_moniter_comp2.jpg

更に、手前の樹木を別レイヤーに分けて、
2枚のレイヤーを別のスピードで動かし、
更に、それぞれにブラーをかけることで、
プリスの視点が移動しているような効果も出してみました。

完成作品はこちら。



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続、続報・ミスサロメのスネークダンス

ブレードランナー・DVDコレクターズボックスに
万華鏡のようにちりばめられた未公開シーンを再編集して、
全く別のブレードランナーを作るプロジェクト。

完成直前でHDが昇天し、ただ今「一から出直し編集」奮闘中!

さてさて、「ミスサロメのスネークダンス」続報です。

タランティーノとロドリゲスの「フロム・ダスク・ティル・ドーン」から、
スネークダンスを踊るサロマ・ハエックの顔とサロメ役のジョアナ・キャシディーの顔を、
APPLE-Shakeで入替えるという作業ですが、
どうにも入替えた後のサロメの顔がサロメに見えない。

「これなら入替えずに使ったって同じやないか!」

と、内心思ってました。

そんな訳で、
「何とかならんもんかなあ?」と再挑戦してみました。

今回は、予め様々なサロメの顔を用意して、
Shake上でそれぞれを入替えながら、
どのシーンにどの映像を合成すると一番サロメらしく見えるか、
試行錯誤しながら作ってみました。

dance_01.jpg

結果、なんとか納得のいく仕上がりとなりました。
これで行きます!

dance_02.jpg

dance_03.jpg

dance_04.jpg

dance_05.jpg

dance_06.jpg



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